2024.09.03

お知らせ精密加工部機械部

【プレスリリース】検査機を開発いたしました

弊社では、徳島県立工業技術センター様と協働して、新たに検査機を開発いたしました。

この検査機は、現在すでに工場内で稼働しており、ベアリング加工における
傷検査を未検出率0%、虚報率約1%で検査を行う事が可能です。

従来設備による傷検査の未検出率は0%、虚報率約15%あり、
虚報率の高さとラインの機械構成、最終的な品質保証の観点から、
ライン外に設置し運用しておりました。

ライン外によるワークの移動や管理にも手間がかかり従来設備ではメリットが出せていませんでした。

この新たに開発した検査機は導入するライン選定の段階からインラインで検査を行う事を目的に
開発を行い、虚報率を下げる為、検査手法を従来の画像処理から画像認識AIに変更いたしました。
新検査機による作業負荷の増加はほとんど無く、労働力・コストの両面で効果がございました。